中医学上の”肝”は条達を好む
肝は条達を好むといわれ、クヨクヨしたり鬱々な状態を嫌います。
日本では条達という言葉はあまり使いません。
”条”という字には、細長い枝という意味があります。
木の大きい幹ではなく、末端の細い枝のことを指します。
細い枝が絡まらずに伸びていくことで、
青葉が生まれ、太陽の光を受けすくすくと成長していきます。
ちなみに樹木のみきの部分は”枚”
木のみきから枝分かれした太い枝を”枝”
そして、末端の細い枝が”条”と考えられています。
そういえば、”条”は中国語でも長いものの量詞としても使われますね。
肝をよくするということは、ゆったりと伸びやかにする。
硬くなりすぎると栄養が往かず成長しませんし、
枝が揺れると葉が落ちたり、周りの枝が落ちるだけでなく、周りの枝や木にも影響を与えるかもしれません。
そう考えると色々つながってきて面白いものです。
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2021.04.02