体質にあった漢方薬を服用すれば生理痛は楽になります
生理痛は、中医学理論では”痛経”とよばれます。
よく、ピルやロキソニンを服用している方が多いです。
ロキソニン(ロキソプロフェン)などの NSAIDsとよばれるものが含まれているものを継続して服用していると胃腸障害などのリスクが高くなります。
ピルという選択肢もありますが、吐き気や頭痛、体重の増加、むくみなどが生じることがあります。
また一番厄介なのが毛細血管の血流が悪くなる可能性が高いということです。
誤解していただきたくはないのが、これらが絶対ダメということではなく、
デメリットもわかりながら利用していただけたらと思っています。
もう一つ知っておいていただきたいのは、漢方薬でも生理痛をよくすることができます。
しかも、対症療法ではなく、それに頼らなくても不快感なく生理と付き合っていくことができる可能性が高くなります。
しかし、生理痛にも万能薬はありません。
原因に応じて必要な漢方薬が異なるためです。
気がめぐらないためにおきているのか、寒・湿が原因なのか、気血精が不足しているためなのか、
これらの状態に応じて必要な漢方薬、量が異なりますので、詳細な情報が必要となります。
あと、生理痛を予防するための養生として大事なことは以下の五つ。
・やはり砂糖が油が多く含まれているものを摂りすぎない。
・体を冷やすようなものを摂りすぎない。冷やすような服装をしない。
・過剰なダイエット
・夜更かし
・ストレス
生理痛だけでなく美容のためにも重要ですね。
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2021.04.22