便秘だからといって、大黄などの下剤を含む製剤が必要な訳ではありません(中医学的な漢方相談の話の場合)
以前から痛みや便秘の相談を受けていました。
この女性ですが、最初来られた時は、ひどい時は10日間くらい便がでないことがありました。
便が出ない時、病院ではセンノサイドや酸化マグネシウムなどの下剤を使用することが多いと思います。最近では、グーフィスやリンゼスなども使われますね。
現在2ヶ月くらいでしょうか。
この女性は、気虚がベースにあると考え、複数種類の漢方薬と中成薬、中草薬をお勧めしました。
大黄を含む下剤といわれる生薬は一切入っていません。
服用し始めて早い段階で2〜3日に1回は排便するようになり、現在は毎日排便するようになっています。
そして、便秘だけでなく、下肢の痛みも8割消失し、睡眠の質も向上したというおまけ付きです(笑)
恐らくこの状態で便秘薬や下剤を使うと、もっと症状が悪化していたでしょうし、
もしかしたら他の不調が現れるかもしれませんね。
漢方薬はサプリメントではありません。
素人判断で服用すると思わぬ弊害がでることがありますので気をつけたほうが良いですよ。
特に同じ病名でも、体質が真逆の時がありますので、、、。
温めてはいけない時に温めすぎるとよくないし、
冷やしてはいけない時に冷やしすぎてもいけないし、
活血してはいけない時に活血してはいけません。
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2020.02.03
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