辛いものの過食は陰液を消耗し、生冷の過食は寒湿を内生し、過度の飲酒は湿熱を生成し体調を崩す要因となります
辛いものや熱いものを摂り過ぎると、胃腸に熱がこもり陰液が消耗しやすくなります。
陰液が消耗すると、口の渇きや便秘、痔出血とかが起きやすくなります。
だから、香辛料のかけ過ぎや熱いものばかりを取りすぎるのは良くないです。
かといって、冷たいものやなま物を摂り過ぎると、腹部を冷やし脾陽を障害し寒湿を生みやすくしてしまいます。
そして、脾胃の昇降機能が失調して、腹痛が生じやすくなったり、下痢などの症状が現れやすくなります。
例えば、生ビールや生野菜、お刺身の摂りすぎには気をつけたほうが良いです。
少量のお酒の摂取は気血の循環を促進するため良いのですが、
大量のお酒を長期間継続して服用していると、湿熱が形成されやすくなります。
湿熱が形成されると脾胃を傷めてしまいます。
中医理論の食養生についてでしたが、これらに気をつけていないといずれ不調がでてくるのはもちろんのことですが、病気に発展してしまいます。
また、免疫力を高めるためにも重要です。
日頃から養生に気をつけましょう。
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2020.04.27
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