先日お渡しした甘露飲で効果があったようです
以前ブログで書いていたのですが、甘露飲をお渡ししましたという方から”楽になりました!!”
と喜ばしいご報告をいただきました。
数日分で効果を得られたのですから、ラッキーですよね。
でも、本治ができていないので別のを足したい、もしくは変更したいのが本音です。
一般用医薬品 甘露飲の添付文書には次のように記載されています。
”特徴:口腔は食事や呼吸,発声などが行われ外部と接しているため,口臭を気にする現代人では,歯ブラシや口腔洗浄液などを使ってオーラルケア(口腔内の手入れ)を熱心に行う方が多くなってきました。口腔内のトラブルは単に口腔粘膜や舌苔,歯や歯茎などの疾患に限らず,上部消化器疾患や呼吸器疾患などによる二次的な疾患の場合もありますので,原因疾患をしっかりと治すことも大切です。
口腔内のトラブルでよくみられるのが,口内炎や舌の荒れそして歯茎の腫れです。
このような口腔内の炎症を鎮めてくれるのが甘露飲エキス細粒G「コタロー」です。口内炎がよくできる人,舌が荒れて痛い,歯茎が腫れるなどの症状を改善する効果があります。”一般用医薬品 甘露飲 添付文書より引用
”添付文書では原因疾患をしっかりと治すことも大切です”と明記されています。
甘露飲は、湿熱を含む熱を除き、潤いをもたらす方剤です。
物理的なオーラルケアよりは原因を排除してますので、間違えてはいません。
中医理論の観点からみると、対症療法の範囲に入ると考えます。
中医理論からいくと、熱を瀉することも重要ですが、熱が生じてしまう原因を考慮することも重要だと考えます。
甘露飲だけだと、しばらくは良くてもいずれ症状がでてくるのです。
本治をきちんとしておくと、甘露飲が必要なくなる体質になります。
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↑お客さまから頂いた柿。ちなみにこの柿の蔕(へた)を使用した漢方薬があります。柿蔕湯です。しゃっくりの特効薬。
2019.10.23
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