補気剤を中止したために、腕の痛みと倦怠感が再発した美人女性
倦怠感などの不調のために相談を受けていました。
他にもいろいろ不調があったのですが、腕の痛みと痺れもあり困っておられました。
特に、お仕事で腕を多用されるので、痛みや痺れが仕事にも影響している様子でした。
気血両虚と考え、良質な漢方薬と中草薬を1週間分お勧めしました。
ドンピシャで体質にフィットしたのか、1週間後には痛みも改善し、体の倦怠感も楽になったとのことでした。
しばらく、少し変更しながら継続してもらっていました。
約1ヶ月くらいでしょうか。
体調もかなり良くなったし、腕の痛みも気にならなくなったということでした。
別の重大な不調に取り掛かりましょうということで、
一旦、補気補血剤の効果を緩めることになり、1週間分お渡ししました。
すると、数日後には腕の痛みと痺れが再発、倦怠感も少しずつ出てきたと言われました。
変更するのが早すぎたようです。
1週間分にしておいて本当に良かったです。
それにしても、どれだけ気虚が酷かったのでしょう。さぞ辛かっただろうと思います。
目の前で補気剤を飲んでもらい、帰る頃にはかなり楽になったとおっしゃっていました。
今回の事を考慮し、また約1週間分の良質な漢方薬と中成薬、中草薬で様子をみていただくことになりました。
そういえば、ある場所で補腎活血が延命にとって重要だ!とおっしゃっている方がおられました。
確かに、補腎活血は重要ですが、補気補血、瀉も大事だと思います。
というか、万能薬なんてものがないように、万能治法もないと思います。
いかに各臓腑の気・血・津・液・精を温存し、乱さないようにするかが重要なのではないでしょうか。
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2020.01.29
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