冬の養生
冬とは
冬の季節は、立冬に始まり、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒を経て立春までをいいます。
一応11月8日が立冬です。だから、来週から冬に入ることになります。
古典における冬の特徴
古典では、冬のことは次のようにいわれています。
”冬三ヶ月は閉蔵という。水が凍り地は裂ける。人は陽を乱さないように、早寝し、必ず日光を待ってから起きる。志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように、気持ちを出さないような精神状態にさせる。寒を避け暖をとり、皮膚を外に表わさず、気を外に逃さないようにする。これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。” 素問
結局どうしたら良いのか?
気持ちを安らかにおとなしくしておくことが大事です。
そして、天体のリズムに合わせることが重要です。
冬は早寝遅起きです。日が変わるまで起きるなんてもってのほかです。
早く寝て、夜明けとともに起きることが重要です。
これに逆らうと自律神経が乱れやすくなります。
また、感染症にも感染しやすくなります。
さらに、春に体調を崩しやすくもなります。
秋の養生が冬につながり、冬の養生が春につながります。
漢方薬や健康食品で補正することも可能ですが、日頃の体調管理が大事ですよっ!!