ステロイド等を使用していてもコントロール不良の掌蹠膿疱症が1週間で
掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に水疱や膿疱が繰り返し慢性的に現れる疾患です。
患者のQOL を著しく下げます。
手袋が離せなくなる方も少なくないです。
今日は、掌蹠膿疱症で困っておられる方の話です。
かゆみもかなり酷く、風に当たるだけでも辛いのと人前に見せられないプレッシャーで手袋が離せませんでした。ステロイド等を利用されてましたが、全然効果がなかったようです。
*ご本人の許可を得て写真を掲載させていただいています。
ストレスをかなり抱えておられる方で、清熱解毒の方剤と良質な柴胡剤をベースに複数の中草薬等を7日分お渡ししました。
お風呂もシミて辛かったのが、当日からシミなくなりご本人もびっくりされ、翌日に喜びの連絡をくださりました。
下の写真が、1週間後のもの。ちなみに、3日後くらいには写真のようになっていたとのことです。
*ご本人の許可を得て掲載させて頂いています
その後は潤いを増す補腎剤を考慮し、複数の漢方薬や中草薬をお渡ししました。
この記事を書いている段階で、手指のひび割れも改善していると連絡を頂いています。
肝・心・脾・肺・腎全ての陰陽バランスが乱れており、なかなか厄介でした。
ストレスや不摂生は思わぬ事態を引き起こします。
しかも日頃の不摂生の影響による時間軸は長いです。
いかに日頃の養生が大事かということです。
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2019.10.11
みんなの薬局の日常ブログ / 健康相談 / 掌蹠膿疱症